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小林よしのり
2023.6.1 06:26日々の出来事

『愛子天皇論』と『恋愛論・完』

今日はAmazonで『愛子天皇論』の表紙が公開され、
予約が始まるらしい。
ぜひ表紙を見て欲しい。
鈴木成一氏が本領発揮した、圧倒的に美しく、
品のあるデザインだ。

この本はまったく画期的なアプローチで皇統問題を
描いたもので、誰も思いつかない、誰も描けない作品
である。
これが『戦争論』のような奇跡を起こせるか?
それは真の尊皇心のある国民にかかっている。
当然、愛子天皇誕生の強力な後押しになる。

表現者・クリエーターの立場から言えば、漫画表現の
可能性をさらに押し広げた天才的な創作物として、
後世に残るだろう。
こういう作品は「言論・表現の自由」が保証された
日本だからこそ、生まれたものである。
権威主義国家ではもちろん、アメリカにだって、
『愛子天皇論』のような作品は、まず生まれない。
日本人なら世界に誇っていい創作物である。

そしてもう一冊、『恋愛論・完』の表紙もAmazonで
公表され、予約が始まっている。
わざわざタイトルに「完」という文字も入れたが、
おそらく小林よしのりの最後のギャグ漫画になるからだ。
年齢的にもう消耗の激しいギャグ漫画は無理。
『夫婦の絆』でストーリー漫画の才能を開花させつつ
あるから、今後はそっち方面で描いていく。

ギャグ漫画は無理と言ったが、もちろんインド版アニメ
『おぼっちゃまくん』でわしのギャグの才能は誇示し
続けることになる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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